こんにちは！ダイエットカウンセラーのさなです。
あなたは「基礎代謝」という言葉を知っていますか？
最も簡単な方法でダイエットに成功したいなら、「基礎代謝を上げる方法」を知っておくと便利です。
「ひとはなぜ太る？」の記事で、ダイエットで痩せるためには、消費カロリーの量を増やすといいこと学びました。
その消費カロリーのうち、そのほとんどを占める「基礎代謝」を上げることがダイエットの最も早道ですので、この記事では「基礎代謝を上げる方法」についてみていきます。
目次
基礎代謝とダイエットの関係
基礎代謝は、消費カロリーの大部分を占めている代謝で、生命の維持のため、体温の調節や呼吸、睡眠や内臓のはたらきなどで、わたしたちが何もしなくても消費される熱量のことです。
なのでこの基礎代謝を上げると、摂取カロリーに対るす消費カロリーが上がりますので、過激な運動をするよりも、かんたんにダイエットに成功することができます。
また、この基礎代謝を上げることは、ダイエットにいいだけでなく、健康にも良いことですので、一石二鳥、一挙両得です。
体温の低い人は、やせにくい
最近、大人と、そして子供にまで起きている「低体温化」が問題になっていて、新聞記事でも、よく取り上げられています。
ご飯を抜いてしまい、食事をきちんととっていなかったり、運動不足になったりすると、体温は下がってしまいます。
体温が低い人は、体温維持に使う熱の生産量が少ないので、その分、消費されるエネルギーも少なくなります。
その結果、体温が低い人は、やせにくくなってしまうのです。
体温が１度上がるごとに基礎代謝は約13％も上がる！
体温が１度上がるごとに基礎代謝は約13％も上がるといわれています。
しかも、免疫力は５～６倍になるそうです。
つまり、体温が低い人は、そのぶん、免疫力も低いため、ウイルスや細菌に負けてしまい、病気になりやすくなってしまいます。
なので、ダイエットに成功し、健康的な生活を送るには、常に体温が下がらないような習慣を身につけていればよいことになります。
基礎代謝を上げる方法
基礎代謝を上げるには、体温が下がらないように工夫をすることが大切です。
そして続けることが大切ですから、過激な運動ではなく、ちょっとしたこと、簡単なことを日常に取り入れ、それが生活習慣になるといいですね。
基礎代謝を上げる朝の習慣
白湯を飲む
何人もの女優さん、タレントさんがやっているとよく聴く朝の生活習慣に、「白湯（さゆ）を飲む」というのがあります。
「白湯（さゆ）」とは、水を温めたお湯のことです。
「白湯（さゆ）を飲む効果」としては、体を温める→体温が上昇する→内臓の機能が高まる→カロリーの燃焼をアップする効果があります。
また、便通も改善したり、免疫力もアップさせるなど、健康にも美容にも効果があります。
そして、水を温めるだけですから、お金もかからないので、続けやすいといえます。
白湯は、適温に冷ましてから、一気にいただくのではなく、少しずつ、ゆっくりと体内に取り入れるやりかたで、基礎代謝を効果的にアップさせましょう。
朝食を食べる
人は、夜寝ている間は身体が活動していないため、体温がずっと下がった状態になっています。
ですので、朝食を食べることにより、体温を上げることができ、基礎代謝をアップすることができるので、朝食を食べることは効果的です。
逆に、朝食を抜いてしまうと、前日の夕食から食べていない時間が空きすぎてしまい、体が飢餓状態におちいり、摂取したエネルギーを脂肪として体内にためこみやすくなってしまいます。
その結果、太ってしまうので、ダイエットとしては、朝食を抜くことは、逆効果です。
基礎代謝を上げる昼の習慣
姿勢をよくする
座っているときの姿勢もそうですが、歩いているとき、あなたはどんな姿勢で歩いていますか？
仕事で疲れているときなど、気付かないうちに猫背になっていたり、足をひきずって歩いていて靴のかかとが擦り減っていたこのに気付くことはありませんか？
会社帰りなど、疲れているときこそ、胸をはり、姿勢を真っ直ぐにして、堂々とした歩きを意識して歩いてみましょう。
これは、基礎代謝を上げるだけでなく、精神面にも良い効果をおよぼします。
エアコンをかけすぎない
特に、暑い夏。ここ最近は、「猛暑（もうしょ）」とか「酷暑（こくしょ）」という言葉がつくられ、報道されるほど、年々、夏が暑くなっています。
こんなとき、ついつい、便利…ということでエアコンをかけすぎてしまいがちです。
ただ、エアコンのかけすぎは、手足の冷え、頭痛、肩こり、腰痛、下痢や便秘（過敏性腸症候群）などのからだの不調を生じさせてしまうことがあり、そうすると、基礎代謝が下がってしまいますので、温度をプラス１～２度上げて調節するなどし、エアコンをかけすぎないようにしましょう。
基礎代謝を上げる夜の習慣
入浴時に、湯船にしっかりとつかる
特に暑い夏など、忙しいときは、つい湯船に湯を張る時間が待てなくてシャワーで済ましてしまう…ということもあるかもしれません。
けれども、「冷え」は基礎代謝を下げる大敵です。
お風呂はしっかりと湯船につかり、からだを温めましょう。
お風呂上がりに、ストレッチをするのも基礎代謝を上げるのに効果的です。
ゆったりとした睡眠をとる
ゆったりとした睡眠をとるためには、入浴する時刻に気を配ることが大切です。
入浴すると体温が上昇しますが、入浴後は、入浴で上昇した体温を下げようと、副交感神経が作用し出します。
この副交感神経は、リラックスして眠りにつきやすいように作用しますので、就寝直前の入浴は控え、就寝の１時間～２時間前に入浴するのが適切です。
入浴後は、せっかく副交感神経が働いていますので、PCやスマホの画面などを見て交感神経を立ち上がらせようとせずに、カモミールティーを飲むなどし、スムーズに眠りにつきやすいよう、リラックスを心がけましょう。
まとめ
基礎代謝を上げる方法についてみてきました。
よく、運動をする方法が基礎代謝を上げる方法として紹介されている場合がありますが、運動をする方法は、消費カロリーを上げる方法ではありますが、生活活動代謝を上げる方法であって、基礎代謝を上げる方法ではありません。
また、食べる物を変える方法が基礎代謝を上げる方法として紹介されている場合もありますが、それは食事誘導性熱代謝という消費カロリーであって、基礎代謝を上げる方法ではありません。
基礎代謝は、消費カロリーの約６０％を占めている代謝で、生命の維持のため、体温の調節や呼吸、睡眠や内臓のはたらきなどで、わたしたちが何もしなくても消費される熱量のことです。
なので、激しい運動や食べ物を変える方法などとは違い、今回、紹介した方法のようにちょっとした生活習慣を変えてみることで基礎代謝を上げることが出来ますので、ぜひ、日常生活に取り入れてみてください。
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